宇都宮 スタイル


  The Ant and the Grasshopper
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アリとキリギリス

ご存知イソップの寓話『アリとキリギリス』では、働き者のアリと怠け者のキリギリスの対比が描かれ、アリの美徳が賞賛されるとともに、怠け者のキリギリスはすっかり悪者扱いとなっている。イソップ物語が書かれたのが紀元前6世紀と言われているので、かれこれ2,500年以上にわたってキリギリスはその「汚名」を着続けている。

しかしどうも僕はアリのような生き方は肌に合わない。アリが大切にしているものといえば、「安定、お金、現実、ブランド、競争、組織、権威、規則」で嫌いなものといえば、「リスク、変化」だろうか。はたまたキリギリスが大切にしているものは「自由、変化、理想、面白さ、新しさ、個人、違い」で嫌いなものは「束縛、退屈、旧態依然」。やはり、生き方としてはキリギリスにピンとくる。

トレーナーとして人や組織に縛られず自由に仕事して、面白さと新しさを常に追求し、自分の理想を実現するために、前例のないことに手を出すことが楽しい。「安定、競争、組織、規則」の代表であった前職(自衛官)とは全く逆の生き方が楽しい。

さりとて、僕が人生で最も大切にしている『ボディメイク』だけはそうはいかないらしい。毎日コツコツと地道にキツいトレーニングを日課とし、規則的な食事が基本である。 突拍子もないことをせず、ただ坦々と根拠のあるルールに従い、蓄えた知識を活用し、過去の例を参考にプログラムされたメニューをこなし、少しずつ試しては変えていく。 そして1年後のコンテストという競争で勝つために、365日かけてたった数百gの筋肉を増やす。まるでアリがせっせと働いて、冬を越すためにエサを蓄えるのと同じだ。派手な世界に見えるがなんとも地味な日々である。

人間というのはこういった相反する思想を同時に持っているもので、どちらの顔でことに当たるにせよ、どんな人のどんな場面においてもこのような「無意識の対立構造」を自覚せずに自分の価値観が絶対であると思い、それに気づかぬまま相手を一方的に「間違っている」と決めつけてしまう場面が現れる。

あれ?なんの話だっけ?まあいいや、でもどうも一流の人格者への道はまだまだ険しいらしい。

"The test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in mind at the same time and still retain the ability to function."

「一流の知性かどうかは、2つの相対立する思想を同時に心に抱きながらもそれらを機能させる能力を維持できるかどうかで決まる。」

-F・スコット・フィッツジェラルド



text. Shota Yokoyama
illustration. Milko Winter 1919



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